AudioBookの個人的な使い方

 数年ぐらい前から使い続けているAudioBookですが、最近その頻度が上がってきています。それには様々なファクターがあるんですが、自分自身使い方を一度見直すという意味を込めて、AudioBookの効果的な使い方を考えてみようと思います。

AudioBookのPro./Con.

 はじめに簡単にAudioBookの善し悪しのポイントを整理しておきたいと思います。

メリット


・目を使わなくてよい
・ペースを落とさずに読み進めることが出来る
・耳を傾けている限り聞き飛ばすことがない
・本は不要でiPhoneがあれば十分

デメリット


・耳を使う必要がある
・ペースは自分の意志で変えることが出来ない
・聞きたくない箇所を飛ばすことが出来ない
・活字が思い浮かばない


 一般的には、こういう特徴があると思います。簡単に書けば、目VS耳ですね。

再読の代わりに、再聴

 最近、AudioBookを再読の代わりとして使っています。それには以下のような理由があります。


・再読するぐらいなら新しい本を読みたい
・倍速版は結構速いので、ナレーションのスピードが気にならない
・分割版をDLすれば聞きたいところだけ聴くことが出来る
・全体的な内容は頭に入っているから、聴き飛ばしても気にならない
・ながら作業ができる


 時々、「再読したいなー」という本があるのですが、それと同時に「再読するぐらいないら、新しい本を読みたいなー」とも思います。一年間、一ヶ月、一週間、または一日の中で読書に充てることが出来る時間は限られているので、極力新しい本に時間を割きたいですし、逆に一度読んだことのある本は極力読みたくないです。


 また、僕は自分で言うのもなんですが、普通の人と比べると読むスピードが速い方だと思います。だいたい1時間小説を読むと、平均で140Pぐらいは読んでいると思います。したがって、AudioBookのナレーションのスピードがあまりにも遅いようだと気になるのですが、幸い倍速版も準備され、またiTunesの設定を操作することで倍速に再生することも可能です。合計4倍ですね!凄い!


 あと、倍速版とは別の概念として分割版・全体版というものも用意されています。分割版は章毎に区分されているので、気になる部分から聴き始めることができ、時間の節約につながります。


 しかし、最大のメリットはながら作業が出来ることだと思います。家事・運動などをしながらAudioBookを聴いていると、本当に得しているなーと思います。お金ではありません。時間が、です。再読用としてAudioBookを使っている点のデメリットは、通常の再読であればかからないコストがかかってしまうことなんですが、それは消費ではなく、投資なので問題になりません。事実、時間はちゃんと回収できているので。